ハードオフ富山天正寺店でレコードを物色中にこのLPを見つけた。状態はあまり良くないが108円だった。同じ店で同作の輸入盤CDも発見しこれは聴き比べなければと購入した。108円だった。(いずれもジャンク品)


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どちらも輸入盤のようだ。CDは日本で一番たくさん売れた洋楽のCDらしい。


LPは2枚組で紙のインナースリーブには入っていたが内袋には入っていなかった。(さっすが輸入盤)当然のようにホコリを吸着していて、良い状態とはいえなかった。以前本稿でも取り上げた洗浄法でホコリは取り去ったが、こういった扱いをうけたLPはキズのリスクが増大する。心配である。
一方CDはキズ等もなく比較的良い状態。輸入盤でマライア・キャリー1988年の作品ということでジャンクなのだろうか。今更感は確かにあるが…

再生システムの関係でCDとLP別々のアンプ、スピーカーでの視聴となる。(LPだけが別システムというべきか)

CDシステム 
アンプ Panasonic SU-V900 CDプレーヤー KENWOOD DP-990SG スピーカー B&W CM1

LPシステム 
アンプ マランツPM5004 レコードプレーヤ KENWOOD KP-880D スピーカー JBL 4312Mk2(B)

CDを聴く。
流石にクリアな音声で聞きやすい。SNが素晴らしく良い。(あたりまえか)マライア初期のベスト盤だけに名曲揃い。

LPを聴く
LPは案の定、薄キズが多くてノイズがやや多め。うち1枚は気になる程度のソリがあった。
スクラッチノイズもあるが聞けないことはない。CDに比べSNはだいぶ劣るが、低音域が伸びていて空気感をより再現している気がする。LPのほうが好きかな。(スピーカーの力?プラシーボ効果かも)

ちなみに、LPは2枚組17曲入でCDは18曲だった。12曲目のEmotionsまでは同じだが以降イレハメがありLPに入っていない曲が2曲。LPにしか入っていない曲が1曲あった。